まさに「すっぱいブドウ」そのまま
イソップ寓話のひとつに「すっぱいブドウ」の物語があります。
ある時、キツネがたわわに実った美味しそうなブドウを見付けましたが、ブドウは高い所にあり、何度跳んでも届きません。
キツネは怒りと悔しさで、「どうせこのブドウはすっぱくてまずいに決まっている。誰が食べてやるものか!」と捨て台詞を残して立ち去るという物語です。
英語圏で「Sour Grapes」と言えば、「負け惜しみ」を意味します。
アジアリジョンセクレタリーは19日のショー会場で、エントリーを拒否した出陳者に「直接抗議」できなかったことから、「○○(出陳者名)なんか相手にしてない」とか「○○の頭の中は子ども同然で、人の言うことは耳に入らない」とか言っているやに聞きます。
しかし、そうであるなら、なぜこの出陳者の留守番電話に「じゃあ○○○(クラブ名)の時に、顔合わせたら僕がそっちに行くからね」とメッセージを残したり、FAXを送り付けて「ショー会場で会えると思いますので、直接抗議をいたします」と書いたのでしょうか?
ブドウを食べられなかったキツネ同様、ショー会場で「直接抗議」で きなかった自分に悔しまぎれに腹を立て、「誰がお前と話してやるもんか!」と捨て台詞を言っているようにしか聞こえません。