”暴挙”か”愚行”か?不当な出陳拒否再び?(16)
まるで本末転倒!! こう思ったのは私だけではないはずです。
アジアディレクターが、不当にエントリーを拒否した出陳者から起こされた裁判について、「この裁判が終わるまでこの方針はつらぬきます」と”宣言”したことについてです。
この発言からは「裁判」自体こそ問題であり、もはやアジアディレクターの念頭に、TICAのショールールなどないことが見て取れます。
もちろん、TICAのルールの中に「裁判を起こした出陳者のエントリーは拒否できる」と書いてあるなら、何の問題もありません。
しかし、TICAのルールのどこをひっくり返しても、そんな規定は一切、書かれていないのです。
にもかかわらず、「この裁判が終わるまでこの方針はつらぬきます」とはどういう了簡なのでしょうか?
この発言は単なる”感情論”であって、組織のトップの発言とはほど遠いと言わざるを得ません。
社会正義を実現するための最後の”砦”とも言える「裁判」を盾に取り、出陳拒否を貫く“宣言”をする神経には恐怖さえ感じずにはいられません。