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2014年10月17日 (金)

ショー会場を「抗議の場」にする”蛮行”(5)

セクレタリーの言動を、改めて良識と常識に基づいて考えてみましょう。

第1に、今回の件が「直接抗議」か単なる「話し合い」かは別にして、この出陳者はセクレタリーとの話し合い(直接抗議)に同意していないのです。

もし、ショー会場の内外で何かしらの話し合いの場を持ちたいなら、「抗議したいことがあるので、少しお時間を割いて頂けないでしょうか?」と、まず相手の意向を確認するのがまともな社会人のすることです。

相手が同意していないことについて電話やメールを送り付けて執拗に迫り、要求し続けるのは”強要”に当たるということが、このセクレタリーは分かっていないとしか思えません。

第2に、セクレタリーは「言った言わないのトラブルを避けて双方立会人のうえ申し述べますので、そのつもりで会場に来てください」とFAXで一方的に”通告”してきたそうですが、この出陳者は「双方立会人」に関しても同意していません。

ですから、話し合いでも直接抗議でもいいですが、これはセクレタリーによる一方的な“通告”に過ぎず、相手に対し同意していないことを要求する“強要”に当たると言えます。

第3に、セクレタリーは「ショー会場の外で話し合う」と、主催クラブのショーコミッティーに伝えたとも聞いていますが、ショー会場の外のどこで立会人を含めて話し合うというのでしょうか?

もし、「ショー会場の外」でということが本当なら、立ち話しにならざるを得ませんが、出陳拒否の問題を立ち話でするなど、やはり非常識と言わざるを得ません。

第4に、百歩譲って双方が立会人を同席させるにしても、双方が誰を立会人に指名するのか明らかになっておらず、双方の立会人を双方が承諾しなければ話し合いは始まりませんが、セクレタリーはその手続きを全く無視しています。

第5に、そもそもなぜ「立会人」が必要なのでしょうか? セクレタリーが心配するように「言った言わないのトラブルを避け」たいなら、2人の会話を録音または録画するだけで済むはずです。敢えて立会人を同席させる必要はありません。

第6に、この出陳者は11月8-9日のショーの出陳拒否に関して代理人弁護士を立てていますから、仮に話し合うならセクレタリー側も代理人弁護士を立てて話し合うのが筋でしょう。

セクレタリー側がなぜ、唐突に「立会人」と言い出し、出陳者側にも「立会人」を求めたのか甚だ疑問であり、真意を測りかねます。

このセクレタリーの言動がどれだけ良識と常識を欠いた非常識なものか--。

みなさんにはこれではっきりお分かり頂けたと思います。

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