「それを言っちゃ~おしめぇよ!」(2)
どうしてアジアリジョンのセクレタリーは、寅さんが機会あるごとに口を酸っぱくして戒める「それ」を「いっちゃう」のでしょうか…。
私は、セクレタリーが「By-Laws」をよく読んでいないとしか思えないのです。
TICAのルールを勉強しているメンバーのためにも、改めてお伝えしたいのは「By-Laws」の「ARTICLE THREE: Membership」のところに書いてあることです。
ここの「13.1 Qualifications」には「Membership shall be open to any individual person who is interested in owning, breeding or exhibiting domesticated cats」と明記されています。
日本語に訳せば、「(TICAの)メンバーシップは、家猫を所有したり、繁殖したり、出陳したりすることに興味を持つどんな個人にも開かれているべきである」となります。
これを読んでいたとして、どうすればアジアディレクターやセクレタリーがするような出陳拒否や、セクレタリーが書き放った「是非別の猫サークルを作って楽しんでいただくことをお勧めします」という発言が出てくるのでしょうか?
ディレクター、セクレタリー自ら「By-Laws」の精神を踏み躙っているにもかかわらず、そのことに気付かないのは、まさしくこの2人が「By-Laws」を読んでいないからに他ならないのではないでしょうか?
アジアディレクターやセクレタリーがしていることは明らかに差別的で閉鎖的であり、決して「開かれている」とは言えません。
若手・中堅のメンバーの方々は、単にルールを読むだけでなく、随所に散りばめられているTICAの重要な精神というものを胸に刻んで頂ければと思います。