”暴挙”か”愚行”か?不当な出陳拒否再び(6)
「ヒアリング」の件も都合良く勝手に解釈して喧伝しているとしたら、私たちの信用と評判を傷付ける言動と言わざるを得ません。
確かに春のボードでは、アニュアルボードミーティングで私たちに対する「ヒアリング」の場を設けることが決議されました(決議14、同15)。
しかし、あくまでそれは「ヒアリング」の場を設けることを決めたにすぎません。決議にも「to set a hearing for ○○○(名前) at the 2014 Annual Meeting」と書かれています。
「ヒアリング」の意味は「特定の事案に対して利害関係人や一般の意見を聴取すること」。仮に「公聴会」と訳すとしても、その意味は「利害関係者などに対して設ける主張や立証をする機会」でしかありません。
しかも、決議の原文を読んで頂ければ分かりますが、「ヒアリングを設ける」ことを決議しただけであって、ボードとして「出頭を要求する」とも、「出席しなければならない」とも書いてないのです。
出席するもしないも、私たちの自由意思で決められることであり、なんら強制されたものではないのです。
それがいつの間にか、私たちがTICAのボードから叱られ、説教されるために出頭を要求された「ヒアリング」に変わってしまったのです。
当事者の意見を直接聞く「場」が、どうすれば叱責される「場」にすり変わってしまうのでしょうか?
春のボードの決議14、15はTICA副会長が動議として提出したものですから、アジアディレクターは副会長から確固たる言質を取ったとでもいうのでしょうか?
それとも副会長の動議を敢えて捻じ曲げて解釈して伝えることで、私たちを罪に陥れようとしたのでしょうか?
もし、そうならTICA副会長の動議を意図的に悪用したことになり、結果として副会長の顔に泥を塗り、名誉と信用をも傷付ける”暴挙”に他なりません。
仮に思い込みや勘違いであったとしても、常識を逸脱しており、TICAのディレクターとしてあるまじき行為と言えます。
この”暴走”はTICAアジアメンバーをミスリードするだけでなく、TICAボード、副会長の評判と信用をも貶める前代未聞の”重罪”と言わざるを得ません。