”暴挙”か”愚行”か?不当な出陳拒否再び(3)
リジョンショーへのエントリーを拒否された出陳者のもとに、今度は「お申し込み確認書」なる不可解なタイトルの文書がエントリークラークからFAX送信されてきたそうです。
「お申し込み確認書」のタイトルが付いているものの、読み進めると、やはり申し込みを受け付けないとのことだったと言うのです。
これでは「お申し込み確認書」の意味をなさず、何のための文書のタイトルか訳が分かりません。
しかも、その理由は?というと、「TICAショールール23.6に従い出陳をお断りする」と書いてあったというのです。
つい先日、この出陳者はアジアディレクターも務めるショーマネジャーから、「23.6.4に該当するので申し込みを受け付けません」との通知を受け取ったばかりです。
どうしてこうも理由がクルクル変わるのでしょうか?
ちなみに、ショールール23.6の原文は「The show committee, at its discretion, may refuse to accept any entry for the following reasons:」となっています。
つまり、「以下の理由で出陳を断ることができる」であり、ショールールでは23.6.1~23.6.7まで特別な7つのケースを定しているのです。
23.6は、23.6.1~23.6.7とのセットにおいてルールとして有効になるのであり、「following reasons」を明記していないなら、23.6を適用する要件を満たしていないことになります。
そして最も重要なのは、決して無条件に出陳拒否できるとは一言も書いていないことです。
にもかかわらず、リジョンショーのエントリークラークはショールール23.6から自分たちの都合のいいように「for the following reasons:」の部分を意図的に削除して、無理やりルールを適用しようとしています。
ルールの捏造もいいところであり、自分たちの思惑を優先した意図的な解釈は決して許されません。
ルールを捻じ曲げて解釈して23.6.4を適用しようとしたショーマネと全く同じ悪質さと言わざるを得ません。
ルールに精通しているべきショーマネとエントリークラークによる仕業だけに、極めてたちが悪く、それだけ”罪”も重大と言えます。
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