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2014年5月 1日 (木)

「裁判で大勝利」宣言の不可思議(1)

「裁判は圧勝だった」「裁判で大勝利した」「海外からもお祝いのメッセージが届いている」 --。

こんなことを吹聴する人々がいるそうで、各方面から「裁判があったんですか?」とか「負けたんですか?」という問い合わせが相次いでいます。

司法手続きについて、正確かつ分かりやすく説明するのは難しいのですが、アクトや私に対する悪質なデマが広がるのも困りますので、事実を簡単にお知らせしたいと思います。

その前に裁判があったかなかったか? 相手側が勝訴して、私たちが敗訴したのか?についてご説明します。

「圧勝」とか「大勝利」と喧伝している人がいたら、「そう言うのなら『判決文』を見せて下さい」と尋ねてみて下さい。

「判決文」などないのですから、「大勝利」はウソであり、単なる私たちに対する誹謗中傷だということが分かって頂けると思います。

もうひとつ、もし本当に損害賠償請求や名誉毀損などの民事訴訟があったなら、「原告」は誰で、「被告」は誰だったのでしょう?

実は今回の手続きでは「原告」も「被告」もいません。「債権者」と「債務者」がいるだけです。これも今回の手続きが、みなさんが考えられているようなものではないことの証になるかと思います。

「大勝利」と言いふらしている人たちは自分たちの「主張が通った」とか「証拠が認められた」と思っているようですが、この人たちが提出した「文書」は全て証拠採用されず、単なる「資料扱い」になっています(ご本人たちが理解しているかどうかは不明ですが…)。

そもそも、一般的に1~2年かかる裁判がたった1日で判決が出るはずなどないことも、常識のある方ならご存知のことと思います。

司法手続きに無知なことが「大勝利した」みたいな発言につながったのか、全てを承知の上で私たちを貶しめるために敢えてウソの情報を流したのか…。

その辺のところは分かりませんが、ここに挙げた理由だけでも、今回の司法手続きが「勝った」「負けた」の種類ではないことが分かって頂けると思います。

では、この司法手続きは何だったのか? 次回お話したいと思います。

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