熱を測るから「風邪」だとわかる
ある会社の新入社員研修で上司がこんなことを言ったそうです。
「熱を測るから風邪だとわかる。熱を測らなければ風邪だとわからないので出社できる。家にある体温計は捨てなさい」--。
”ブラック企業”でありそうな話ですが、私がこれを聞いて思ったのは「理由や根拠を放棄すること」の恐ろしさです。
「体温計」=「ルール」と考えてみましょう。
ルールにあてはめて、どの言動がどのルールのどの項目に違反しているかを吟味して初めて、何らかの判断が下され、結論(「風邪」であるかないか)が導き出されるのではないでしょうか。
ルールがあるにもかかわらず、理由も根拠も示さずに人を罰するのであれば、それは「ルールを捨てなさい」と言っているに等しく、「体温計を捨てなさい」と言う企業と同じではないです。
正しい事が正しい手続きで行われる組織にするために、問題点を指摘し、正論を主張することが、どうして非難されるのか私には理解できません。
「熱を測るから風邪だとわかる。熱を測らなければ風邪だとわからないので出社できる。家にある体温計は捨てなさい」--。
”ブラック企業”でありそうな話ですが、私がこれを聞いて思ったのは「理由や根拠を放棄すること」の恐ろしさです。
「体温計」=「ルール」と考えてみましょう。
ルールにあてはめて、どの言動がどのルールのどの項目に違反しているかを吟味して初めて、何らかの判断が下され、結論(「風邪」であるかないか)が導き出されるのではないでしょうか。
ルールがあるにもかかわらず、理由も根拠も示さずに人を罰するのであれば、それは「ルールを捨てなさい」と言っているに等しく、「体温計を捨てなさい」と言う企業と同じではないです。
正しい事が正しい手続きで行われる組織にするために、問題点を指摘し、正論を主張することが、どうして非難されるのか私には理解できません。