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2014年4月 6日 (日)

腐った池に新しい水を注いでも

「不正や不公正と無縁の善良な出陳者にまで迷惑がかかっている」…。ショー会場でこのような意見を頂くことがあります。

確かに仰りたいことは十分に理解していますし、私も好き好んで猫界の恥を晒しているわけではありません。

みなさんに思い出して頂きたい出来事があります。全日本柔道連盟(全柔連)の数々の不祥事についてです。

「助成金の不正受給問題」や「理事が女子選手に抱きつきキスをした事件」などを巡っては全柔連の中から「身内の恥を晒すな」との声も上がりました。

みなさんは全柔連が身内の恥をさらさずに、不祥事を公にしない方がよかったと思いますか?

数々の不祥事や愚行が全て闇に葬られたま、未来永劫かつての全柔連のままであった方がよかったと本当に思いますか?

私は絶対に違うと思っています。

確かに不祥事や不正が発覚したその時には、団体・組織そのものが大きなダメージを受けますが、見て見ぬふりをして不祥事や不正をそのままにしておけば、結局はその組織は腐り果てていくだけなのです。

私の代理人を務める弁護士さんもこう指摘しています。

腐った池にいくら新しい水を注いでも綺麗にはなりません。腐った水を一度、全部捨てて水を入れ替えなければ池は綺麗にはならないのです

私も全く同じ気持ちです。腐った膿を全て出し切り、再生してこそ新たな正しい道が開けるのではないでしょうか。

私はTICAの会員であることを誇りに思っています。TICAの為に、愛するTICAのためであるからこそ、このブログを通じて問題点を指摘し、みなさんで考えて頂こうと思っているのです。

このブログが”ネガティブ”だと批判する人がいることも承知していますが、これまで蓋をされ、見て見ぬふりをされてきた問題を白日の下にさらし、みなさんとともにTICAアジアの問題点を共有する上で極めて”ポジティブ”で有効な活動だと自負しています。

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