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2014年4月 4日 (金)

ひたすら”有罪”を求める人々

我々は有罪ではなく、正義と真実を求めているのです」--。これは米テキサス州ダラス検察局の地方検事の言葉です。

いかに「冤罪」を防ぐかの取り組みとして、ダラス検察局では「CIU(誤判究明部)」を設置して、「無実」の訴えがあった場合、徹底的な調査に当たっています。

特徴はCIUのメンバーが捜査官、検察官、弁護士で構成され、全員が捜査機関の全証拠を調査する権限を持っている点にあります。

つい先日、再審開始決定が認められた「袴田事件」では長い間、600点に及ぶ証拠が検察の手に握られたままだったといいます。

ダラス検察局ではCIU設置からの7年間で、400件を対象に再調査を実施し、33件を無罪判決に導いたそうです。

「無実の訴えを真摯に受け止めようと考えた」…。ダラス検察局のこの地方検事はCIU設置の目的を語りました。

そう言えば、TICAの本部があるのも米テキサス州でした。私たちひとりひとりは果たして「我々は有罪ではなく、正義と真実を求めているのです」と胸を張って言えるでしょうか?

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