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2014年4月13日 (日)

世の中にいる2種類の”悪人”

「悪意があったかなかったか」--。STAP論文の不正を巡り、こんな議論が急に注目を集めるようになりました。

世の中に”悪人”は2種類いると言われます。それは「悪いと分かっていてする人」と、「悪いと思わずにする人」です。

では、みなさんはどちらがより悪い人だと思われるでしょうか。

恐らく、多くのメンバーは「悪いと分かっていてする人」と答えるかもしれませんが、本当にそうでしょうか。

次のように考えてみると、この問題の本質がよく見えます。

「悪いと分かっていてする人」は何が悪いかを知っています。確信犯であるかもしれませんが、悪いと分かっているので注意すればやめる可能性があります。

しかし、「悪いと思わずに悪いことをする人」の場合はどうでしょう。何が悪いかを分かっていませんから、いくら注意しても聞く耳を持たず、悪事を重ね続けるのです。

そうした人に限って「悪意はない」と言い訳し、ほとぼりが冷めると同じ事を繰り返すのです。

60歳、70歳にもなって、何が悪いかも分からず「悪いと思わずにする人」がいるというのも異常と言うほかありませんが、悪いと思っていないのですから、「あなたは悪いことをしています」と理解させるのは容易ではありません。

一般の社会人は自分のやってきたことは本当によかったのかを反省し、たとえ悪気がなかったとしても悪いことをしたことに気付き、悪いことをしないように気を付けるものですが、「悪いと思わずにする人」はそういうこともありません。
 
猫界の抱える問題の本質がご理解頂けると思います。

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