相次ぐ不当な出陳拒否の異常事態!
ロシア軍によるウクライナへの軍事介入、その前は北朝鮮でのナンバー2の粛清--。科学と文明がこれだけ発展した現代にあってなお、前近代的な動きに驚かされましたが、TICAアジアも同じでした…。
4月にショーを開催する2つのクラブのフライヤーに、「公の場でTICAを批判した方及びその関係者のエントリーはお断りいたします」という注記が入ったのです。
これは明らかな言論統制であり、一党独裁国家や個人独裁体制と全く同じです。こんな前近代的な理由による出陳拒否が許されるのでしょうか?
さらに異常なのは、この2つのクラブが、アジアディレクターがオーナーのクラブと、リジョン事務局のセクレタリーが代表のクラブだということです。
こうした恣意的、差別的な出陳拒否が許されるなら、ショーは不公正・不正に開かれたことになり、TICAのアワード/ポイントシステムは崩壊します。
日本の他の猫の団体関係者がこのフライヤーを知ったら、どう思うでしょうか? もはや「TICAアジアは地に堕ちた」と思っても不思議ではありません。
TICAにとって”有害”なのは誰なのか、どのクラブなのか? TICAアジアの名誉を傷付け、貶めているのは誰であり、どのクラブなのか? これではっきりしたと思います。
4月にはもうひとつ、別のクラブもショーを開きます。このクラブはTICAアジア創設以来の最も歴史あるクラブであり、1980年3月にTICAの国際的なショーを北米以外で初めて開いた実績があります。
このクラブがフライヤーに、TICAの全世界のアワード/ポイントシステムの不正操作につながる差別的な「注記」を入れるのかどうかを注視したいと思っています。