問題の”根”はまるで同じ
Jリーグ「浦和レッズ」の”横断幕”事件の背景を知れば知るほど驚きました。それはクラブ側のサポーターに対する長年の態度、対応です。こんな報道がありました。 「敗戦後のチームに罵声を浴びせ、選手が乗ったバスを取り囲む」「サポーターが『社長を出せ』と凄み、日付が変わっても競技場に居残る」「クラブとサポーターとの話し合いの場では、社長が頭を下げて成績を詫びる」…。 ある報道は「サポーター集団を甘やかしてきたツケがクラブに回ってきた結果と言えるのではないか。Jリーグの各クラブは『お客さまは神様です』の言葉通り、腫れ物にさわるように過激なサポーター集団を扱ってきたことが彼らを増長させた面があるのは否めない」と書いていました。 TICAアジアも同じです。たくさんの猫を出してくれる大切なクラブ員だからと言って、「クラブ員の気を損ねると猫を出して貰えなくなる」といい成績を付けたり、女性に平手打ちする出陳者まで庇(かば)ったりするのは、悪質な出陳者を増長させるだけです。 この記事では「サポーターを御せないクラブは、ビッグクラブにはなれない」との、ある社長のコメントも紹介していました。 私は「TICAアジアにあって出陳者をしっかり御せないクラブは、まともなクラブではない」と言いたいと思います。 |