相次ぐ出陳拒否の異常事態(6)
「明らかな差別」「不公正なショー」「スポーツマンシップを踏み躙(にじ)る卑劣な手段」--。「公の場でTICAを批判した方およびその関係者のエントリーはお断りします」とフライヤーに明記したクラブはまさにこうした批判にさらされることでしょう。
しかし、何より異常で信じ難いのは、これが組織を束ねる責任者のクラブを舞台に起きていることです。
アジアディレクターは2013年9月30日、所信表明のなかで「各メンバーが公平に扱われるよう、全てのTICA規約の適用と実施に務めます」と高らかに宣言していました。
ところが実態は言っていることと、やっていることが正反対です。
それぞれのショーのショーマネージャー、エントリークラークも賛成しているのでしょうか? それぞれのクラブ員はどう思っているのでしょうか?
私はこの”暴走”を止めない限り、TICAアジアが理想とする楽しいキャットショーは決して実現しないと思っています。