相次ぐ不当な出陳拒否の異常事態(3)
論理に疎(うと)いとこういう事が起きます。ある2つのクラブのショーフライヤーに書かれた「注記」はまさにその具体例と言えるでしょう。
「公の場でTICAを批判した方およびその関係者のエントリーはお断りします」と明記しましたが、この論理でいくと、「公の場」ではなく、影で批判している分には何の問題もなく、出陳を断られることはないということになります。
もし本当に、この2つのクラブがTICAの名誉と尊厳を重んじ、それが蔑(ないがし)ろにされることを許さないのであれば、「公の場」であろうが「公の場」でなかろうが、容認するはずがないのではないでしょうか。
つまり、この論理矛盾は、2つのクラブがTICAの名誉と尊厳などまるで考えていないことの証と言えるのです。
何かを定め、記載する際は言葉使いや表現、文言を厳密に検討し、「論理矛盾がないか」を熟慮するのが常識ある社会人ですが、この2つのクラブのショーコミッティーにはそれを出来る人物がいないようです。