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2014年2月25日 (火)

反省なき”未来志向”は「砂上の楼閣」

”未来志向”と言うと聞こえはいいですが、私は安易に同調できません。

なぜ、私たちは小さな頃から「歴史」を叩きこまれるのでしょう。過去に学ばなくていい”未来志向”なるものがあるなら、私たちは「歴史」など勉強する必要はありません。

過去の”悪行”の数々を封印して真相を明らかにせず、反省も謝罪も贖罪もないままに、”未来”を築くなど「砂上の楼閣」に他なりません。

「歴史認識」なる問題が、今なお日本の外交にとって喉元に突き刺さる棘となっていることに思いを巡らせるなら、軽々しく「過去」を無視することなどできるはずがありません。

過去にきっちり「けじめ」を付けることができなければ、正しい”未来”など築けるはずがありません。

ルールの解釈を巡って、あるクラークが「あなたとは棲む世界が違う!」と言い放ちましたが、今こそ、その言葉を使うべきでしょう。

過去の反省も謝罪も贖罪もないままに”未来志向”を説くメンバーと、過去の反省と謝罪と贖罪に基づいて「未来」を志向するメンバーと、明らかに「棲む世界」は異なるのです。

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