”暴力事件”を見過ごしてきたツケ?(6)
ショー会場で女性の頬を平手打ちした男性出陳者について、ある方から「男尊女卑の時代に生まれた古い世代の人ですし、大目に見てあげてもいいのでは…」という意見を頂きました。
もちろん、物事によっては大目に見るべきことも必要かもしれません。
しかし、「痴漢や暴力行為は犯罪です」といったポスターが貼られ、電車や地下鉄に乗っても「痴漢や暴力行為を目撃された方は…」と車内放送が頻繁に流れる時代にあって、男性が女性を平手打ちにする暴力は決して許されるものではありません。
男性出陳者が女性出陳者を平手打ちにするなど、世界広しと言えども、日本だけではないでしょうか? さらに、こうした事件に見て見ぬふ りをし、見過ごしてしまうのも、ある意味、日本ぐらいではないでしょうか?
TICAアジアが”自浄作用”のあるところを見せるためにも、そして”暴力事件”の汚名を雪ぐためにも、この事件を決して軽んじてはいけないと思います。