« いつどこで「不公正」があったのか? | トップページ | 全8社CM自粛という異例の事態 »
「公正」と縁遠いと思われる人から「公正」という言葉を聞くことほど心が寒くなることはありません。どうすれば平然と「公正」と言う言葉を口にできるのか、私には到底、理解できません。
私にとっては「棲む世界が違う」では言い尽くせません。「トラウマ」とまでは言いませんが、これまでかとばかりに虐待に近い「不公正」の不利益を被ってきた身としては、言葉では言い表せないぐらいの隔絶感を覚えます。
黒澤明監督の往年の名作に「悪い奴ほどよく眠る」という映画がありました。最後は「悪」が勝つという慟哭を禁じ得ない物語ですが、三船敏郎演じる主人公の西幸一と全く同じ心境です。
この記事へのトラックバック一覧です: 「悪い奴ほどよく眠る」…: