「ショー無効」のプロテストを提出へ!!
今週末に東京で開かれるショーへの出陳を正当な理由なく拒否された出陳者が、このショーは不公正なショーであるとして「ショーの無効」を訴えるプロテストをするそうです。訴えが認められれば、このショーで獲得した猫のポイントも無効になるでしょう。
一部で「この出陳者のエントリーは締切期限後であった」と、事実と異なる発言をする人物もいるようですが、この出陳者に確認したところ「期限内にFAXでエントリーした」とのことです。
この主催クラブのサイトをご覧頂ければ分かりますが、当初、記載されていたFAX番号は間違っており、確認書が届かない場合は正しい番号にFAXして欲しいと記されています。
この出陳者によると、「確認書が届かないためクラブサイトを確認したら、FAX番号が違っていたとのことで、28日(火)に正しいFAX番号に再送信した」と話しています。
さらに、主催クラブのエントリークラークは「○○さん(この出陳者)からのエントリーは受けないように指示されていました」と証言しています。
これらの事実と証言から、今週末に開催されるショーが特定の出陳者のエントリーを恣意的に拒否する不公正なショーであることは明らかです。
この出陳者がエントリーした猫の成績をTICA本部サイトで確認すると、25リング中14リングで「ベスト」を獲得していました。従って強い猫を狙い撃ちし、これ以上、ポイントを伸ばさせないために意図的に排除したとも考えられます。
いずれにしても、強い猫や嫌いなブリーダー、オーナーの猫のエントリーを自由に拒否できることがまかり通るなら、ショーは成立しません。全世界のアワード・ポイントや順位にも悪影響を与える、決して見過ごせない事件です。
私がもし、このショーのジャッジに招かれていたなら、事実関係をエントリークラークに照会し、特定の出陳者に対するエントリー拒否が確認できればジャッジを辞退します。なぜなら、ジャッジはクラブ側と「コントラクト」を交わしていますが、このコントラクトはルール違反のない公正なショーを前提としたものだからです。