何とも後味の悪い幕の閉じ方
ディレクター選挙を通じて私は「説明責任」や「デュー・プロセス」などについて主張してきたにもかかわらず、何とも後味の悪い幕の閉じ方になりました。
と言うのも、TICA本部が未だ公式発表してないにも拘らず、リジョンサイトには7日付で現ディレクター名により、唐突に「1月からのディレクターは大泉本子女史が着任されることとなりました」と公表されたからです。
このような形で結果を明らかにすることに関してTICA本部から指示があったのか、現アジアディレクターの”勇み足”なのかはよく分かりません。
いずれにしても、私は順序が間違っており、「物事には順序がある」ということを指摘したいと思います。
誰に何票入ったのかなど、まず「投票結果」の詳細を明らかにすることが「説明責任」を果たすことであり、それが選挙における「デュー・プロセス」だと思います。
今回のこのような公表の仕方は、まるで政治的に未成熟な発展途上国のようで、私は理解に苦しみます。
加えて、現アジアディレクターが今なお、日本人メンバーだけのことしか念頭になく、日本以外のアジアメンバーを蔑ろにしている現実を深く憂慮します。
どうして英語でも知らせようとしないのか、私には全く理解できません。
次の新しいTICAアジアの3年間が、こうした根本的な手続きの躓(つまず)きからスタートすることは非常に残念でなりません。