あってはならない”思い込み”
「自分が出来ないことは、他人も出来ないと思い込む」。誰にでもありがちな”思い込み”とは言え、ディレクター選挙戦に限って言えば、あってはならない思い込みと言わざるを得ません。
なぜなら、いまだに私に対するネガティブ・キャンペーンが「屋和田はやけくそになって出来もしないことをほざいているだけだ」などと言うのですから…。確かに国政選挙における政党間の政策論争では「財源の裏付けはあるのか?」といった追及はありますが、今回のディレクター選挙にあっては「なぜ出来ないと言えるのか」の「根拠」も「理由」も示さない一方的な批判だけに困ったものです。
ただ、ある意味、仕方ないかもしれません。なぜなら、このネガティブ・キャンペーンを張っているのは元ディレクターや現ディレクター陣営なのです。この3年間、そしてその前の6年間、しようと思わなかったのか、出来なかったのか分かりませんが、いずれにしても私が公約で掲げたことを何ひとつして来なかったのは厳然たる事実。「他の人も出来ない」と思い込んでも不思議ではありません。
とは言え、「自分が出来ないことは、他人も出来ない」との思い込みで、せっかくの数々のプロジェクトを葬り去ってしまっていいものなのでしょうか? 逆にせめて一人ぐらい、「屋和田の公約なんか私でも全て完璧にできる」と名乗りをあげるジャッジが現れてほしいものですが、一向に出て来ない以上、メンバーひとりひとりがTICAアジアの将来に対する責任を持って1票を投じなければなりません。