アームストロング船長の言葉
私は「継続力」もディレクターの重要な資質のひとつだと思っています。曖昧模糊とした理想を語っていれば自然に実現するわけではありません。”花火”をふたつみっつ打ち上げただけで終わりでは何事も成し遂げられません。もちろん数多く打ち上げればいいと言っているわけではありません。
具体策を打ち出し続けられるか? 困難が立ちはだかっても努力し続けられるか? ディベート(討論)において根拠と理由を示し、反論し続けられるか? 圧力や嫌がらせを跳ね返し続けられるか? 自己保身や責任逃れしたい場面でも踏み留まり続けられるか? ディレクターは「継続力」を問われる場面にいくつも直面します。
立候補制度はまさにそのことを候補者に課し、かつ試しました。説明もなく唐突に立候補を降りることなく、誰が最後までTICAアジアを良くするためのプロジェクトを発案し続けたか、情報発信し続けたか、論理能力やディベートスキルを証明し続けたかは、私の「公約」と「ブログ」を通じてしっかりと見届けて頂けたと思っています。
私は権力や地位に固執するつもりは微塵もありません。TICAアジアが最大の危機に直面している時、一生懸命に力を尽くして、それでもメンバーの支持が得られないとしたら、それはそれで仕方ないと思っています。その期に及んで自己保身や責任逃れなどもっての外であり、毅然たる態度で出処進退を決断したいと思っています。
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」。知らない方はいないと思いますが、これは科学的進歩を重ね続けた人類がアポロ11号で初の月面着陸に成功したアームストロング船長の言葉です。彼自身も類い希なる「継続力」で努力し続け、アポロの船長になりました。
今、アジアリジョンも歴史的な瞬間を迎えようとしています。もし私が当選すれば「これは一人のメンバーにとっては小さな一歩だが、アジアリジョン全体にとっては偉大な飛躍である」と胸を張りたいと思っています。
そして「この小さな一歩」を実現し、「偉大な飛躍」を成し遂げる原動力となるのはみなさんの「一票」なのです。小さな一票の積み重ねが必ずや「偉大な飛躍」につながると信じています。