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2013年11月25日 (月)

「強きを助け弱きを挫く」悲しき現実

「弱きを助け強きを挫く」が本来の姿なのに、猫界は「強きを助け弱きを挫く」になりがちというのはとても残念なことです。もちろんごく一部の人ですが、こうした一部の人が「強いリーダーシップ」を発揮しようものなら、「強き」はますます強くなり、「弱き」はますます弱くなるという悪循環に陥ります。ショーを楽しんでいるのは「強き」人々とその恩恵に預かる取り巻きだけと言うお定まりの構図です。

せっかくこれから楽しいショーが始まるという矢先に、出陳者が耳を覆いたくなるようなクラブやジャッジの非難、批判を朝から聞かされては、せっかくの気分も雰囲気も台無しです。ディレクター選挙とショーはしっかり区別すべきものであり、ショー会場での所信表明や演説の内容はそうした”TPO”を踏まえたものであるべきではないでしょうか。

もうひとつ、気掛かりなのは「強きを助け弱きを挫く」風潮のなかで、「知らぬふり」「見て見ぬふり」「事なかれ主義」「長いものに巻かれていればいい」といった感覚がはびこり、組織全体が思考停止状態に陥りつつあるという現状です。”ゆでガエル”という言葉がありますが、TICAアジアは「まぁいいや」と言って狎れ合っているうちに”浄化”する力を失い始め、まさにゆであがってしまおうかという危機的状況にあるのではないでしょうか。

誰かがどこかでこの悪循環を断たなければなりません。それにはどんな嫌がらせにも圧力にも屈せず、毅然として正論を吐き続けられるディレクターが必要なのです。TICAアジアが文字通り”ゆでガエル”になってしまわないためにも、「強きを助け弱きを挫く」悲しき現実から思い切って飛び出なければなりません。

私はメンバー全員が猫のことだけではなく、人としてもっと豊かに、人としてもっと幸せに、人としてもっと啓発されるような組織であって欲しいと願っています。猫とともに純粋にショーの時間を楽しむだけでなく、私たち自身の人生を豊かにするためのTICAアジアリジョンにしたいというのが私の希望なのです。

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