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2013年11月28日 (木)

大切なのは「義理」か「大義」か?

「あのジャッジには”義理”があるから…」「あの人には”恩義”があるから…」。こうした理由で投票するメンバーの方が少なからずいるようです。

一見、義理人情に厚く、正しい投票行動のように見えますが、本当にそうでしょうか。私は「?」です。なぜなら誰かに対する個人的な「義理」や「恩義」と、韓国や台湾、マレーシアを含めTICAアジア全体を良くするために何をすべきかという「大義」は全く別だからです。

「大義」に基づいて投票することは、決して「義理」を欠くことにはなりません。個人の問題と全体の問題は全く違うのですから…。「義理」や「恩義」は選挙の投票で返すものではありません。それは健全な選挙とは何かを考えて頂ければ分かると思います。

「好き」「嫌い」や、仲が「いい」「悪い」といった個人的な感情や付き合いも同様です。人気投票ではないのですから、こうした基準で投票してはならないはずです。「アジア全体を考える視野の広さを持つか?」「所信表明を裏付ける具体策を出したか?」「どちらのジャッジの理念や具体策がアジアを健全に再生するか」で選ぶべきであり、この区別をしっかりできるかどうかがメンバーひとりひとりに問われているのです。

今回の選挙戦では「屋和田さんの言うことは正しいことばかり。応援してますから頑張って下さい」といった連絡が日ごとに増え、手ごたえを感じています。が、しかし…。みなさん一様に、続けて必ず付け加える言葉がありました。「でも私が屋和田さんを応援していることは決して誰にも言わないで下さい」。

選挙戦が浮き彫りにした悲しい現実。一体、誰がこんな風通しの悪く、睨みを利かせる誰かにビクビクせねばならないリジョンにしてしまったのでしょうか。自由にモノが言えることは活力の源泉です。自由にモノが言えない重苦しい組織は必ずや衰退します。私はこの閉塞状況に風穴を開け、いつも本音で話し合える風通しのいいリジョンを作りたいのです。

これまでのディレクターは何よりもまず、「なぜ、こうなるまで放っておいたのか」という疑問に明確に答え、総括する必要があるはずです。そのうえで、新たなディレクターのもと、メンバーの「声なき声」に真摯に耳を傾け、無為無策の状況を打破していかねばなりません。

メンバーひとりひとりが、TICAアジアをどう変えていくべきかという「大義」に基づいて投票してこそ、アジアリジョンは再生し、健全に発展できます。メンバーみなさんの「自らの良心」に問うた末の「大義」ある1票がアジアリジョンを救うのです。

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