このままでは「元も子もない」?
「反○○陣営の票が割れて○○が当選したら元も子もない。ここは立候補を降りて△△さんの応援に回ってもらえないだろうか…」。ある方からこんな話が持ち込まれました。
理由になっているようでなっていない。大義があるようで全くない。理念や政策を置き去りにしてのこうした票の数合わせの議論は残念でなりません。
一方で、いまだに「私は立候補を降りたくて降りたわけではない。無理やり降ろされただけで、やる気はある」と、”同情票”に賭けているジャッジもいるとか…。本当に涙ながらに訴えかけるそうですから、事実なら役者顔負けの演技力です。かつてのTVドラマではありませんが、本心は「同情するなら”票”をくれ」と言ったところなのかもしれません。
でも結局は”同じ穴の狢”。「TICAアジアがどうあるべきか」「TICAアジアをどうすべきか」といった理念や政策を置き去りにした票集めの点では全く変わらないからです。3年前、6年前、9年前の選挙と同じことの繰り返しでは、結局、何も変わらないことだけは確かです。