「選挙違反」に手を貸す人々
ピンク色の投票用紙を必死にかき集めているジャッジがいると聞きました。「Write in」のところに自分で自分の名前を書き込み、投函するそうです。明らかな選挙違反ですが、命ぜられるままに投票用紙と返信用封筒を渡すメンバーも、違反の片棒を担いでいると言わざるを得ません
私が昨日、紹介した映画「ハンナ・アーレント」を、ある新聞のコラムが取り上げていました。「映画とアーレントが今の時代に問いかけてくる」--。
「あなたは何も考えず命令に従ってはいないか」「そして、あなたは完全にあなた自身であり続けているのか、と」。投票用紙を渡すのは”魂”を売り渡すのと同じです。良心を売ってしまったが最後、「強いリーダーシップ」の名のもとにずっと”支配”し続けられることになることを忘れてはなりません。