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2019年8月19日 (月)

【重要】TICAルール改正案⑤23.6&23.6.3の修正(7)

私がDirectorであったなら、対案となる修正案を動議で出すでしょう。

私の対案は実に簡単なものです。

23.6は従来通り、「The show committee, at its discretion, may refuse to accept any entry for the following reasons:」

そして、23.6.3は、「Exhibitor's name is on club or TICA Temporary or Permanent Suspension List. (on club orを削除)というものです。

同時に、Boardとして、サスペンションするサービスの対象として、「出陳」受け付けを含めるべきか含めないべきかをよく議論し、必要に応じてBy-Lawsで定めるべきであるという提案をするでしょう。

とりあえず、私の個人的な希望としては、Borad Meetingでの議論を通じて最終的に23.6.3から「on club or」を削除するだけの形で決議されればと願っています。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年8月18日 (日)

【重要】TICAルール改正案⑤23.6&23.6.3の修正(6)

私は、122.6.2.1の「Participation in a TICA sanctioned show」にエントリーを受け付けるという行為は「含まれない」という意見です。

その理由は、122.6.2.1に関して言えば、ここで言っている「Participation in a TICA sanctioned show」とは主催者側としての立場であって出陳者側の立場ではなく、その証拠にその後に続く「例示列挙」は全てショー主催者側の役職に限定されています。

では、122.6.2.2~122.6.2.7はどうでしょうか。

122.6.2.2 Participation in a TICA judging school, clerking school or breed committee;
122.6.2.3 Holding an office in a TICA sanctioned club;
122.6.2.4 Registration of cats and/or litters;
122.6.2.5 Confirmations of titles;
122.6.2.6 Scoring for regional and international awards.
122.6.2.7 Serve on a committee or in any other capacity

これらも、TICAからの能動的なサービスが主体であって、「キャットショーへのエントリーを受け付けるという行為」とは次元が違うと思わざるを得ません。

もし、23.6を改正案のようにするのであれば、By-Lawsで出陳を受け付けるということも、「Participation in a TICA sanctioned show」に含まれる(あるいは含む)旨の規定が必要しょう。

By-Lawsで規定のないまま、いきなりShow Rulesでこのように規定するのはルール体系を無視しているとしか思えません。

TICAのキャットショーが広く一般にも門戸を広げ、TICAメンバーでなくても出陳できることに鑑みれば、TICA本部の「サスペンションリスト」に入っているからといって「出陳拒否」しなければならないとShow Rulesで決めてしまうというのは問題があります。

Boardの議論がそこまで及ぶのかどうか注目したいと思います。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年8月17日 (土)

【重要】TICAルール改正案⑤23.6&23.6.3の修正(5)

昨日の質問にみなさんはどうお答えになるでしょうか。

その前に、こうした質問をすると、必ずと言っていいほど一部のメンバーから出てくる答えがあります。

「DirectorなりBoardなりが決めればいいことであり、そのために私たちは選挙で選んでいるのよ」といったものです。

しかし、この答えは間違っています。

Board Member全員には、Board Memberとしての「善管注意義務」が課せられており、自ら定めたTICAのルールを守り従う義務があるのです。

TICAのRuleを単に読んで理解するだけは足りず、正確かつ的確に解釈する能力も必要であり、だからこそ語学力があれば務まるものではないというわけです。

そこで次のポイントに進みます。

122.6.2.1 Participation in a TICA sanctioned show in any capacity, including, but not limited to, acting as a entry clerk, ring clerk, master clerk, show manager or any other show official

このルールの文理解釈です。

「acting as a entry clerk, ring clerk, master clerk, show manager or any other show official」は、その前に「but not limited to」と書いてありますから、「例示列挙」であることが分かります。

では、「Participation in a TICA sanctioned show in any capacity」に、エントリーを受け付けるという行為は含まれるでしょうか?

含まれるとしたら、その理由は?

含まれないとしたら、その理由は?

みなさんはどうお考えになるでしょうか…。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年8月16日 (金)

【重要】TICAルール改正案⑤23.6&23.6.3の修正(4)

さて、このルール改正案の本題に戻ると、23.6.3を削除するのはいいとして、果たして23.6を改正案どおりに追加項目を加えていいのかどうかという問題が出て来ます。

改正案は23.6について、「The show committee shall refuse all entries by anyone who is on the TICA Temporary or Permanent Suspension List」を加えるとなっています。

23.6はもともと、「may refuse」を使っており「拒否できる」とするとするものですが、追加部分は「shall refuse」となっており、「拒否しなければならない」となります。

つまり、TICA本部の「サスペンションリスト」に載っている場合、ショーコミッティーは「出陳拒否」しなければならない、ということになるわけです。

ここから先を考えるに当たり、TICAのDirectorに於いて単に英語ができるだけでは務まらないことがはっきり分かるかと思います。

第一にルール全体を体系として捉える能力と資質がなければなりません。

By-Lawsを振り返ってみましょう。

122.6.2 Suspension of all TICA services includes the following:
122.6.2.1 Participation in a TICA sanctioned show in any capacity, including, but not limited to, acting as a entry clerk, ring clerk, master clerk, show manager or any other show official;
122.6.2.2 Participation in a TICA judging school, clerking school or breed committee;
122.6.2.3 Holding an office in a TICA sanctioned club;
122.6.2.4 Registration of cats and/or litters;
122.6.2.5 Confirmations of titles;
122.6.2.6 Scoring for regional and international awards.
122.6.2.7 Serve on a committee or in any other capacity.

By-Law 122.6.2に書いてあるように、サスペンションされるのは「all TICA services」であることが分かります。

そして、122.6.1~7は、その例ですが、これらは「限定列挙」でしょうか? 「例示列挙」でしょうか?

文理解釈上、「限定列挙」ではなく、「例示列挙」であることが分かります。

そうなると、出陳者の「entry」を受け付けるという行為が、TICAの「all TICA services」に含まれるかどうかということになってきます。

含まれるなら、 「shall refuse」であってもそれなりの合理的根拠があるといえそうですが、含まれないなら「shall refuse」とすることには相当な無理がありそうです。

さて、みなさんは出陳者の「entry」を受け付けるという行為が、TICAの「all TICA services」に含まれるかどうか、どう思われるでしょうか…。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年8月15日 (木)

【重要】TICAルール改正案⑤23.6&23.6.3の修正(3)

TICA公認クラブに於いて、そもそも「サスペンションリスト」(=ブラックリスト)を作ること自体、相応しくないと私は思っています。

前セクレタリー(現Asia East Region Director)が主宰するクラブのように仮にリストを作っていたとしても、改正案が通ればShow Rules上、クラブの「サスペンションリスト」を活用する場がなくなることになります。

TICA本部の「サスペンションリスト」はTICAのルール体系の中で明確に定義されていますが、クラブの「サスペンションリスト」については記載がなく曖昧であり、その分、クラブ側の恣意的な判断が入り込みやすくなることは、前セクレタリーが主宰するクラブの「出陳拒否」で明らかになっています。

クラブはいつ、どのような理由で「サスペンションリスト」に入れたのか?

それはクラブ主宰者の一存で決められるのか? クラブとしての合議や機関決定は必要ないのか?

クラブはいつ「サスペンションリスト」からどのような手続きで解除するのか?--等々

現状ではさまざまなことが不明であり、前セクレタリーが主宰するクラブの「出陳拒否」裁判でも、全く明らかになりませんでした。

もちろん、クラブの規約に於いて、クラブとしての「サスペンションリスト」の規定を作ってあるならいいですが、現状、そんなクラブはほとんどないのではないでしょうか。

こうして考えてみても、クラブによる「サスペンションリスト」など、「百害あって一利なし」ということが分かって頂けるのではないでしょうか。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年8月14日 (水)

【重要】TICAルール改正案⑤23.6&23.6.3の修正(2)

提案者が意図していたかどうか分かりませんが、(提案理由を読む限り、あまり意識していないようですが…)、削除部分に重要なポイントがあります。

23.6.3 Exhibitor's name is on club or TICA Temporary or Permanent Suspension List. (Rule deleted)

現在のルールでは、クラブとTICA本部の「サスペンションリスト」を対象に、ショーコミッティーの裁量で「出陳拒否」できるとなっていますが、改正案では「on club 」の部分が完全に削除されることになります。

TICA本部の「サスペンションリスト」対象者に関しては23.6の方で追加されますが、クラブに関しては23.6の追加部分には含まれていません。

つまり、改正案が通れば、クラブの「サスペンションリスト」なるものが仮にあったとしても、「出陳拒否」はできなくなります。

前セクレタリー(現Asia East Region Director)が主宰するクラブは、23.6.3を適用して「出陳拒否」し、今なお裁判で係争中(原告側が控訴中)ですが、こうしたトラブルは回避されることになるでしょう。

その他のクラブで仮に作っているクラブがあるなら、今回の改正案が通るか通らないか別にして、これを機にクラブの「サスペンションリスト」の廃止を検討してはどうでしょうか。

私にはクラブの「サスペンションリスト」など「百害あって一利なし」と思えるのですが…。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年8月13日 (火)

【重要】TICAルール改正案⑤23.6&23.6.3の修正(1)

アクトのブログをお読みの方にはお馴染みのShow Rules 23.6に関する改正案が提出されました。

これはショーコミッティー(クラブではないので間違えないようにしてください)が「出陳拒否」を判断できるケースを23.6.1~23,6,7として定めたもので、今回の海瀬案は23.6.3を削除して、それに伴い、23.6自体を加筆するというものです。

では、23.6.3は何かというと、現在は以下のようになっています。

23.6.3 Exhibitor's name is on club or TICA Temporary or Permanent Suspension List.

クラブやTICA本部の「サスペンションリスト」(通称「ブラックリスト」)に載っている場合、ショーコミッティーは「出陳拒否」できる(※しなければならないというわけではありません)というものです。

しかし、TICA本部の「サスペンションリスト」に載っているということは、By-Lawsで定めてあるように(下記参照)、TICAの全サービスが受けられなくなるわけです。

122.6.2 Suspension of all TICA services includes the following:
122.6.2.1 Participation in a TICA sanctioned show in any capacity, including, but not limited to, acting as a entry clerk, ring clerk, master clerk, show manager or any other show official;

122.6.2.2 Participation in a TICA judging school, clerking school or breed committee;
122.6.2.3 Holding an office in a TICA sanctioned club;
122.6.2.4 Registration of cats and/or litters;
122.6.2.5 Confirmations of titles;
122.6.2.6 Scoring for regional and international awards.
122.6.2.7 Serve on a committee or in any other capacity.

そこで、23.6及び23.6.3を次のように改正する案が提出されました。(※太い赤字は追加、取り消し線は削除です)

23.6 The show committee shall refuse all entries by anyone who is on the TICA Temporary or Permanent Suspension List. The show committee, at its discretion, may refuse to accept any entry for the following reasons:

23.6.3 Exhibitor's name is on club or TICA Temporary or Permanent Suspension List. (Rule deleted)

ただ、この改正案の提案事自体に合理的根拠があるかどうかは、もう少し慎重に検証する必要がありそうです。

次回以降、さらに詳しく考えてみたいと思います。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年8月12日 (月)

【重要】TICAルール改正案④ジャッジは審査が終わるまでリング内にいること

このルール改正案もジャッジに対するもので、一般出陳者には直接の関係はありません。

早い話が、ジャッジは自分の審査を全て終わるまで、ショー会場内をうろついてはいけないというものです。

改正案では215.10として新たに次の規定を設けることを提案しています。

215.10 Judges must remain in their ring until they have completed all their finals for the day. A judge may only leave their ring for meal and restroom breaks.

ある意味、当たり前と思えるかもしれませんが、提案者によると、次のようことがあったとのことです。

第6リングでアルターのファイナルをしようとしていたジャッジが、(おそらくファイナルが重なったのでしょう)、第4リングのアルターのファイナルを見て、それに続いて行われた第5リングのアルターのファイナルを見て、それが終わったのを見届けて第6リングでアルターのファインルを始めたとのこと…

日本の場合、ショー会場をうろつかずとも、正面や斜め横のリングを見れば、ファイナルナンバーは目に入ってしまいますから、こうした規定を設けてもあまり意味はないといえます。

ただ、その一方で、ジャッジがリングを離れ、ジャッジ同士でなにやらこそこそ相談しているかのような(穿った見方かもしれませんが…)、光景を目にすることもあります。

キャットショーの審査の公平性や公正性を担保する意味で、いわゆる「瓜田に履を納れず」「李下に冠を正さず」的なルールも必要なのかもしれません。

もちろん、規定を設けることにより実効性があるかという別の視点でも議論する必要があることは言うまでもありません。

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2019年8月11日 (日)

【重要】TICAルール改正案③ジャッジにおける審査中のスマホ利用

このルール改正案はジャッジに対するもので、一般出陳者には直接の関係がありません。

ジャッジが審査中にスマホを利用するのは、「Standard」やルール等の確認に限定し、それ以外での利用を禁止するものです。

いわゆる「瓜田に履を納れず」「李下に冠を正さず」的なもので、審査中に不必要にスマホをいじっていると、ブリーダーや出陳者、あるいはジャッジ同士で何か連絡を取り合っているのではないかと疑われるおそれがありますが、これを防ぐ意味合いがあるようです。

改正案では215.9として新たに次の規定を設けることを提案しています。

215.9 Judges may use electronic devices (including cell phones) to review written breed standards while at their judge’s table. Such electronic devices when not in use must remain on the judge’s table or in the vicinity in a bag or briefcase. Judges should not walk away from the table with an electronic device during judging hours, unless on a meal break. The judge may not initiate or receive any phone calls and/or messages while in the ring and judging is in progress.

ただし、仮にジャッジがスマホを使った(いじっていた)としても、何を目的として何を閲覧しているのか確認することは難しいですし、それを誰が確認するのかという問題もあります。

ジャッジの倫理的な努力目標としてはあってもいいかもしれませんが、こうした形でShow Rulesにおいて明文化するのは無理がありそうです。(Show Rules上の文言としてもこなれていないように感じられます)

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年8月10日 (土)

【重要】TICAルール改正案②半径200マイル圏はジャッジは月1回の審査

これもAsia East Regionに大きな影響を与えるというか、大きな反発が出そうな改正案と言えそうです。

緊急事態の代役のケースを除いて、半径200マイル(321.87km)以内では、ジャッジは30日以内に複数のショーで審査することはできないというものです。

215.8 Judges may not judge at shows within 30 days and a 200 mile radius of each other.
215.8.1 Exceptions will be made in cases of emergency when a judge has to be replaced within 72 hours prior to the opening of the show.

毎週毎週、同じ顔触れのジャッジが審査するのを何とかしなくてはならないという目的意識は理解できますが、はたしてどうでしょうか。

半径200マイル(321.87km)は直径400マイル(642.87km)であり、東京-福岡、東京-札幌、東京-広島なら大丈夫ですが、東京-名古屋、東京-大阪だとアウトです。

関東圏であれば、基本的に1人のジャッジは月に1回しかジャッジをできない計算になります。

もし、この改正案が通ると、Asia East Regionでは海外からのジャッジを増やすか、ショーの回数を減らすかを迫られることにんるでしょう。

それに、同じジャッジから同じような高い評価を毎週もらいたいという出陳者の反発も強くなることが予想されます。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

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